――シンガーソングライターSoi、立ち止まりながら進んできたepisode
Soi(ソイ)プロフィール
名前
Soi(ソイ)
職業
シンガーソングライター(作詞・作曲・歌唱)
出身・在住
愛知県豊田市出身/愛知県在住
生年月日
2004年1月7日生まれ
活動概要
大学に通いながら楽曲制作とライブ活動を続けてきた現役のシンガーソングライター。
Z世代ならではの感性で、リアルな日常の温度や等身大の感情を言葉に落とし込み、着実に支持を広げている。
音楽スタイル
- 作詞作曲を自ら手がけるセルフプロデュース型
- 言葉を重視した歌詞世界
- エモーショナルでありながら、飾らない等身大の表現
- アコースティックを基軸に、ポップ・R&B要素も取り入れるサウンド
代表曲・リリース
- 『君と夜に浮かぶ』(2021年10月13日リリース)
- 『ずるいよな』(2023年6月7日リリース)
- 『Diving』(※2024年リリース)
- 『深海ワンルーム』(※2025年リリース)
活動・出演
- 愛知県を拠点にライブハウス・イベントへ多数出演
- 音楽フェス「SAKAE SP-RING」出演 ほか
ユニット活動
アコースティックセッションユニット「ぷらそにか名古屋」メンバーとしても活動。
Instagram や X などSNSでも自己表現を発信し、制作過程やライブの日常などをファンと共有している。
Episode 1|下北沢20分、“今の自分”を試した夜

下北沢のライブハウスで鳴らした20分。
Soiにとってその夜は、「うまくいったかどうか」を測るためのステージではなかった。
「緊張はあまりしてなかったです。ただ、条件がいつもと違っていて。久しぶりの東京だったので、そこはちょっと意識しました」
自分に何点をつけるなら——と聞かれると、彼女は少し考えてから「95点」と答えた。
「あと5点は、もっとリラックスできたら、っていう意味です」
完成形を見せたい気持ちより、「今どこまで来ているのか」を確認したかった。
東京という場所、初めて観る人たち、自分の声とギターだけ。
その全部が、今の自分を映す鏡だった。
Episode 2|コロナ禍、毎日一本の弾き語り

歌を本気で続ける原点は、コロナ禍にある。
外に出られず、カラオケにも行けない日々。
家の中で何かできることを探して、ギターを練習しながら一人で歌い始めた。
「まだギターも全然下手だったんですけど、少しずつ弾き語りができるようになって」
その延長で、インスタグラムに弾き語り動画を投稿し始めた。
一日一本。暇すぎて、二本あげる日もあった。
「オリジナルを作ろうとか、そういう気持ちはまだ全然なくて。とにかく好きな曲とか、流行っている曲を歌ってました」
毎日続けるうちに、少しずつ反応が返ってくる。
フォロワーが増え、コメントが届き、自分の声に合う曲では再生数が伸びた。
「それが嬉しくて。次は何をあげようかなって考えるようになってから、歌を軸にしようって思った気がします」
Episode 3|“歌の方を向いた”最初の瞬間

高校に入るまでは、歌は「好きなもの」のひとつだった。
「かっこいいな、こんなふうになれたらいいな、って思うことはあったけど、職業としてちゃんと向き合ってはいなかったです」
コロナ禍を経て、気持ちが変わった。
「向き直したというより、初めて歌の方を向いた、って感覚ですね」
決意というほど強いものではない。
でも、歌を続けたい、という気持ちだけは確かに残った。
Episode 4|宿題から始まった曲作り

曲を書き始めたきっかけは、意外なほど実務的だった。
「ボイトレの先生に、“カバーばかりじゃなくて曲を作りなさい”って言われて」
期限付きの宿題。
最初は正直、乗り気ではなかった。
「私は歌いたいだけなのに、なんで作らなきゃいけないんだろうって思ってました」
でも、提出してはフィードバックをもらい、また作る。
それを繰り返すうちに、曲を書くことが日常に溶け込んでいった。
通学中、空いた時間があれば歌詞を書く。
“書かなきゃいけない”が、“書くのが当たり前”に変わっていった。
Episode 5|評価のない場所で、言葉と向き合う

Soiにとって、曲を書く時間は特別な空間だ。
「勝ち負けも評価もなくて。ただ、自分がどう思っているかだけが基準」
同時に、どう伝わるかも考えている。
独りよがりでもなく、迎合でもない、その狭間を探り続ける。
「最初は、ただ作ることが楽しくなってきた、くらいの段階でした。そんなにかっこいい感情じゃなかったと思います」
それでも、やめられなかった。
作ることが、少しずつ自分の一部になっていった。

Part2に続く。。。

